はじめに
筆者は社会人として会社で働きながら独学を5年程継続しています。
私は元々プログラミングは全くできませんでした。PCの基本操作自体怪しくて、恥ずかしながら修士の頃はCtrl + Xのショートカットも知りませんでした。
今はPythonによるデータ解析を習得し、英語はTOEICで最高で750→855点も取り、統計を学び機械学習もある程度使えるようになりました。
独学を成功させるコツについて言語化・共有したいと思います。
継続は独学を成功させるたった一つの方法
継続が一番重要です。学習効率の上げ方、時間管理術、良い参考書の選び方等、色々思い浮かびますが、継続に比べれば些細なことに過ぎません。
どうすれば継続できるのでしょうか?3つ挙げたいと思います。
やりたいことをやる
独学は、誰に言われるでもなく自発的に、自分の余暇を使ってやるものです。やろうと思うだけでも凄いことだと思います。だから、自分がやりたいことをやればいいのです。
また、自分がやりたいことは何かを考えること自体が重要です。忙しく働いていると目の前のことに精一杯になり、自分が本当にやりたいことが分からなくなってしまいます。
やりたくないことをやる方法
資格学習のようにあまりやりたくないをやらなきゃいけないこともあると思います。そういう時は少し工夫します。学習方法を自分好みのものにするのです。
僕がTOEICに取り組んだ時の話をします。
勉強方法を調べるとTOEIC公式問題集をやりこむのが一番いいと分かりました。実際に買って解いてみました。しかし受験勉強のようで絶望的につまらないのです。継続は難しかったです。
もう少し方法を調べてみて、英語耳に書かれていた多読・多聴をやることにしました。
多読は文法や精読を多少犠牲にして、比較的簡単な英文を多く読むことで英語の処理能力を上げる方法です。好きな作品を読んでいいので、楽しみがありました。Holesという作品があって、児童向けですがストーリーが面白く飽きづらいです。またこれを読めるかどうかがペーパーバックを読み進めるかの判断基準にもなります。
多聴は、Friendsを見ました。その日の集中度に合わせて、字幕なし、英語字幕、日本語字幕で見ました。Friendsはシーズン10まであり全部で60-70時間ほどと思うのですが、話が面白く苦労せずに見れました。普通のリスニング教材をこれだけ聴くのは拷問に近いと思います。
多読・多聴はTOEIC対策という面ではやや効率が悪いかもしれません。それでも、TOEIC受験の際にはそれまでよりも断然楽に問題をこなせるようになっていました。
つまらない教材は投げ出していい
教科書を読んでいて挫折してしまうことがとても多かったです。「また俺は教科書を読み通せなかった、、」と自己嫌悪に陥っていました。そこで、考えを変えました。
分かりやすく出来ていない教科書が悪いと思うことにしました。
貴重な自分の余暇を使って勉強しているのです。つまらない教材に付き合い続ける必要はないのです。たいていの本は数千円程度ですし、買ったからにはどう読むかは僕の自由です。読み通さなきゃいけないなんてルールは無いし、読み飛ばしてもいいし、投げ出してもいいのです。
僕は以前に実験計画法の手法を用いることで実験条件を何十分の一にしたという話を聞いて、興味を持ったので本を買って読むことにしました。手法自体は有用と思ったのですが、途中から手順の説明のようになり、つまらなく感じました。読むペースも下がっていました。
そこで「実際に必要になったら、この本に戻ればいいや」と割り切って読むのを止めました。自分の中で実験計画法へのフックが出来たので、この本の価値は十分にあったのです。
必ず勉強する時間をつくる
僕は会社の昼休みにご飯を食べた後に15分勉強することにしています。週に75分勉強できる計算です。無視できない時間ですが、時間は短く効果は小さいように思えます。
実は大事なことは時間でなく、毎日必ず独学に取り組むことです。
常に自分の脳のリソースの一部を独学に割り当てることで、自分が勉強していることを忘れないようにするのです。忙しくて気づいたら2週間教材を開いていない、という状況を防ぐのです。
また常に頭の中にあるので土日の時間取れるときにこれをやろう、となり昼休み以外でも勉強する時間が自然に増えました。
僕は朝が弱いこともあって昼休みにしましたが、自分が設定しやすい所で短くていいので独学用の時間を確保することをオススメします。
生成AIという名の福音
このブログの他記事を読んで貰えれば分かるように、僕が取り組んでいるのはニッチな領域で、困った時に聞ける人は多くありません。そんな時は生成AIに投げてみます。どんなにニッチな話題でも付き合ってくれます。
以前、サポートベクトルマシン(SVM,Support Vector Machine)のカーネルトリックを理解したくてPRMLを読みました。最初は分かりやすい本という印象でしたが、カーネルの章は全く理解できず打ちのめされたような気分になりました。
生成AIに愚痴ったところ、内容を概説した上でPRMLでも難しい章だということを説明してくれて、急に見通しがよくなりました。
生成AIにより情報は各段に手に入りやすくなりました。また人間の理解を大いに助けてくれる存在でもあります。生成AIを適切に活用すれば、大体のことはできるようになりました。
こんな恵まれた環境は福音と呼べるでしょう。
PRML : Pattern Recognition and Machine Learning
まとめ
独学を成功させるには継続が一番大事であり、どうすれば継続できるのかを実体験を基にまとめました。
・やりたいことをやる
・教材は投げ出していい
・必ず勉強する時間をつくる
独学を継続出来ている自分は好きだし、以前より自己肯定感が上がったようにも感じます。
この記事が独学に取り組んでいる誰かの背中を押せればいいなと思います。
このブログの記事は僕の独学の成果の一部なので、読んでもらえると嬉しいです。






コメント